ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
渡邉果奈さん 浦河町ですごして

総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。

浦河町ですごして(2022.08.21-09.03)

・まさご

2週間の宿泊先としてお世話になったのが、ゲストハウスまさごです。とっても楽しいところでした。この一言に尽きます。
初日から、他のワーホリに来ている子やお客さんと一緒に共有スペースで飲みました。
誰でもウェルカムな雰囲気がとても好きです。社長の大久保さんは、銭湯とラーメン屋も経営していて、このゲストハウスももとは銭湯の一部だったそうです。浦河のことをとても考えていて、この町にあった方がいいものを考え、実践している方です。私たちのことも気にかけてくれて、シマエナガがよく見えるスポットや、化石が見えるスポットに連れて行ってくださいました(結局見えませんでした)。
ラーメン屋では、一押しの、みそカレーミルク味のラーメンをいただきました。みそなのにカレー味?ミルクラーメン?と頭の中が?でいっぱいでしたが、めちゃくちゃ美味しかったです!!大久保さんの手で独自に進化していったこのミルクラーメンですが、キムチ味も人気らしいです。また、餃子の工場も持っていて、学校給食にも使われているそうです。私は日高昆布餃子をいただきました。生地から自家製なのですが、この日高昆布餃子は生地に昆布が練り込まれていて、生地から昆布の味がしっかりしてとても美味しかったです!

次に銭湯について、ここの銭湯はお風呂の種類がたくさんあるんです!岩風呂や、ジェットバス、薬湯風呂があり、サウナもあります。この薬湯風呂ですが、週替わりで、ヨモギやラベンダーなどに変わります。毎日利用するものなので、変化があるというのが嬉しかったです。また、地元の方が気さくに話しかけてくださったのも嬉しかったです。こんばんはや、おやすみなさいと、よそ者の私にも挨拶してくださって、内輪感がありながらもよそ者を積極的に受け入れてくれる雰囲気がとても心地よかったです。素敵な空間でした。





・ぱんぱかぱん

午後にはほとんど売り切れてしまい、町外にもたくさんファンがいるという噂のパン屋さんです。美味しすぎるパンはもちろん、店主の以西さんが魅力的なんです!まずはパンについて、食パンが美味しすぎました、、、ジャムを付けるのはもったいないです。ふわっふわな食感で、塩分がいい感じに効いています。以西さんは、小麦粉はもちろん、塩にもこだわっているそうです。小麦粉に関しては、酵母や素材によって使い分けているそうです。北海道産のものにこだわっていて、できるだけ地元の食材を使うようにしているそうです。ランチにはスープセットもあって、パンが美味しいのは先ほど述べたとおりなのですが、このスープが絶品でした。浜田農園さんのトマトジュースと地元の野菜をたっぷり使ったミネストローネは、以西さんの優しい人柄そのまんまの、優しくて心温まるお味でした。

また、加藤農園さんのすずあかねという夏イチゴを使ったデザートやジュース、ジャムの販売も行っています。私はイチゴババロアとイチゴスムージーをいただきました。どちらも本当に美味しかったです。どちらも、素材をそのまま感じる味で、イチゴの味がとっても濃くて、スムージーを私は3回もリピートしてしまいました。

お店自体については、奥にイートインスペースがあるのですが、海が一望できます。そこだけ時間がゆったり過ぎていくような、素敵な空間でした。4回伺ったのですが、すっかり以西さんのファンになっちゃいました。



・うらかわ優駿ビレッジ AERU

宿泊施設やレストラン、乗馬体験施設などを併設した複合型施設です。引退名馬を見学することができ、ウイニングチケットを見てきました!レストランでは、ツブ貝が入った焼きカレーをいただきました。カレーに貝?と思いましたが、合いますね。家でも試してみようと思います。レストラン自体については、ガラス張りのような感じになっていて、開放感があって素敵な場所でした。平日のランチタイムでしたが、結構混んでいました。


・浦河INN

1階のレストランが、宿泊客でなくても利用可能で、おしゃれなカップでカフェラテを飲みました。静かで、混でもいなかったので作業しやすい空間でした。浦河町はカフェが少ないので、定休日を気にせず、作業などをするスペースとして最適だなと思いました。Wi-Fiがあるのも推しポイントです。

・浦河のイカ

夕方に揚がったばかりのイカを夕飯で食べる、というなんとも贅沢な体験をしてしまいました、、、内蔵=生臭い、というイメージがあったのですが、新鮮だとこんなに美味しいのか!と感動しました。こっちにきてから何回も話には聞いていた、新鮮すぎてパキパキのイカを食べれて幸せでした。今回一番美味しかったです。

執筆者 

渡邉果奈