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ふるさとワーキングホリデーで 浦河町に1ヶ月滞在した
岩本愛佳さん

ふるさとワーキングホリデーやおてつたび、ワーキングホリデーなどを利用してとんがり4町で
”ちょっと暮らした”わかものが、コラムを書いてくれました。地元にいると気づけない?魅力を再発見してみませんか?
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こんにちは!私は、8月に約1か月間ふるさとワーキングホリデーで浦河町に滞在していました神奈川県出身で、地域コミュニティについて学んでいる大学生です。

今回は、私が約1か月滞在して、大好きになった浦河町とその周辺の地域について、私の体験からお伝えしていきたいと思います😊

私は、1か月浦河に滞在して、色々な場所に行って、色々なものを食べました。1か月も同じ地域に滞在して、飽きないかと行く前は心配していたのですが、周りの方に本当によくしていただいて、たくさんの楽しい経験をすることができました。1か月いても、飽きないどころか、まだまだいたいと思うほどでした。そんな魅力たっぷりな浦河町での生活を少しご紹介させてください。

まず、紹介したいのは私がワーキングホリデーで就労させていただいていた「ぱんぱかぱん」というパン屋さんです。海の見える絶好のロケーションで、店主のこだわりのパンがいただけます♡地元の方はもちろん、他の地域からもお客さんが来る人気店です。店内の暖かい雰囲気と並んだパンたち…最高の空間です🍞


私のおすすめのパンは、ホットドックです!ホットドックは浦河町内のソーセージ屋さんのソーセージが使用されていて、そこもこだわりポイントだそうですよ!

ほかにも、浦河町内でつくられた夏イチゴ「すずあかね」のスムージーもとっても美味しかったです🍓パンだけでなく、プリンやいちごのババロア、タルトなどのデザートもあって、どれも本当に美味しくて、おすすめです🍰


↑すずあかねのスムージー         ↑ある日のお昼ごはん🥖

(イチゴの味がしっかりで、おいしい♡)

(シナモンロールとベーグル、「ぷちぷよ」というトマト、そして本州ではあまり見られないヨーグルッペ)

次に、浦河での休日に行った場所についてご紹介します。ぱんぱかぱんでのお仕事がお休みの日は、浦河町内はもちろん周辺の町にもお出かけしました。

浦河町は、なんといっても馬の町です!自転車で浦河を回った日には、馬をたくさん見かけました。広大な場所に馬がいる光景が素敵すぎて、ゆっくりしたくなりました。

滞在中に乗馬体験もしました!最初は緊張で硬くなって乗っていたのですが、だんだんと慣れて、にこにこで乗馬できました。とっても賢くて、おだやかなお馬さんで癒されました。浦河町に移住された方には、「馬が好きで」という方もいらっしゃいました。馬の町の良さを感じました!


そんな素敵な馬を見ながら、美味しくておしゃれなイタリアンが食べられるところがあるんです!「Eyam」というお店です。パスタもピザもデザートもとっても美味しくて、お店の方も暖かくとっても雰囲気の良いお店です。


↑Eyamさんの窓からの景色(この穏やかな景色を見ながらの食事は最高です🐎)

もう一つ、浦河町内でおすすめのお店があります。それが、「Blue SW cofee +」さんです。ぱんぱかぱんの店主さんが教えてくださって、伺ったのですが、雰囲気がとってもおしゃれなんです。コーヒー屋さんでコーヒーを買ってゆっくり…なんて暮らしに憧れてしまう私としては理想そのものでした。


浦河町の絶景スポットは、「ルピナスの丘」です。

海と浦河の町を見渡しながら、植物を見ることができます。つい長時間滞在してしまうとってもきれいな景色です


↑ルピナス(私が行ったときは、時期が遅かったのですが、1輪咲いていました!)

お休みの日には浦河町から出て、様似町、えりも町、広尾町にも行きました。

様似町では、アポイ登山に挑戦しました!アポイ岳を含む様似町域はアポイ岳ジオパークとしてユネスコの世界ジオパークに認定されています。すごいですよね!私は、これを聞いたときに絶対行きたいと思いました。

アポイ岳では、珍しい高山植物を見ながら登山をすることができます。植物を見つけては、これは何かとワクワクしながら登りました。日常では、見られない景色を見ることができて、大満足でした☆


↑かわいいリスにも会えました♡

えりも町では、豊似湖に行きました。豊似湖は上から見るとハートの形になっているそうです。周辺にはナキウサギが生息していて、姿は見られませんでしたが、鳴き声は聞こえました。自然をそのままに感じることのできるスポットです!

襟裳岬にも行きました!襟裳岬は太平洋に向かって南へ突き出しているところで、自分が北海道の端っこに来たと思うとなんだかうれしい気分になりました😊貴重な機会でした◎


広尾町では、「菊池ファーム」さんに行きました。ロコモコ丼とジェラートをいただきました!牧場のこだわりの牛肉を使ったロコモコ丼と、生乳の味を活かしたジェラートは絶品でした🐄

牛の写真があったり、牛のポストカードを販売したりしているなど、酪農や牛について知ってもらおうという取り組みが印象的でした!


まだまだ紹介したい魅力はたくさんあるのですが、長くなりすぎてしまうので惜しいですがここまでにします。約1か月浦河町に滞在して浦河町とその周辺の町を回って、一番の感想は「来てよかった!」です。私自身また訪れたいし、ほかの人にもぜひ行ってほしいと強く思います。こう思えたのは、滞在中私と関わってくださった方々が本当によくしてくれたことと町が本当に魅力に溢れているからだと思います。美しく豊かな自然環境、魅力的で活発なお店、美味しいもの、それらに関わる人がキラキラして見えました。

とんがりロードは、お店、自然、文化どれをとっても特色のある地域です!だからこそ、滞在すればするほど、その魅力を感じられる味わい深い地域だと思います。私は、約1か月滞在してどんどん好きになりました。ぜひ、たくさんの人にこの魅力を感じてもらいたいと私は思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

ふるさとワーキングホリデーで2週間うらかわで暮らしたそうじろうさん

ふるさとワーキングホリデーやおてつたび、ワーキングホリデーなどを利用してとんがり4町で
”ちょっと暮らした”わかものが、コラムを書いてくれました。地元にいると気づけない?魅力を再発見してみませんか?
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はじめまして。
今年の夏にふるさとワーキングホリデーを利用し浦河町で2週間滞在していたそうじろうです。
今回僕は数ある就業先の中でうらかわ優駿ビレッジAERU(以下AERU)を選ばせて頂き、レストランのホールや一部のフロント業務をさせていただきました。

今回は2週間にわたる浦河町での生活を関東地方出身の僕目線で書かせていただきます!!

まず浦河町はサラブレッドの生産・育成が盛んな町で、町の至る所に牧場があります。広い土地で馬がのびのびしている様子は圧巻です!浦河町では馬が町の産業や経済にとって重要であるので道路沿いにこのような「馬優先」「馬横断注意」といったような看板があり馬が道路を横断する(主に平日に横断が多いです)際、車が止まらなければなりません。その看板を見るたびに普段馬と接する機会がないが故に馬に対して慎重に接しなくてはならない、と自戒していました。

また、馬は暑さに弱く夏場では昼間でも厩舎で過ごす馬が多いため乗馬体験施設でも体験時間を短縮し馬の健康に気を遣っています。僕が浦河町に滞在していた8月下旬は本来暑さのピークを越え最高気温が20度台のはずでしたが今年は30度を超える日が珍しくなく自宅に冷房をとりつけることを検討される現地の方もたくさんいらっしゃいました。

馬のほかにも昆布や夏にとれる「すずあかね」といういちごの生産が盛んです。すずあかねはさっぱりとした酸味が特徴で主にケーキに使用されます。町内にある洋菓子屋さんでもすずあかねを使ったケーキがあり、生クリームの甘さとすずあかねの相性が良く最高でした。町運営のいちごハウスにもお邪魔し、すずあかねをそのまま食べた時もやはり酸味が強かったですがいちご本来の味がしっかりとしておりここでしか食べることが出来ない貴重ないちごでした。

浦河町の市街地にもお邪魔させて頂きました。まずお邪魔したのは「ぱんぱかぱん」です。
「ぱんぱかぱん」は町内外問わず人気のパン屋さんで僕が伺った13時頃には売り切れ続出という人気ぶりです。個人的にはクリームパンが好きです!そのほかにも多くの種類のパンを作っており全種類コンプリートしたい!と思うくらいおいしかったです!オーナーの方やワーホリで「ぱんぱかぱん」で就業していた方々もすごく優しくして下さり感謝です。店内には海を眺めながら休憩することができるイートインスペースもありのんびり休むことができました。


次にお邪魔したのは浦河観光協会です。ここで浦河町のお土産を買うことができます。最高級の日高昆布やはちみつなどが販売されているなか、僕はゲストハウスMASAGOの昆布ラーメンと昆布ふりかけを買いました。

次に、僕がワーキングホリデーの就業地として働かせて頂いた、AERU の魅力をお伝えしたいと思います!AERUは全国でも珍しく乗馬が体験でき、数々の功労馬も見学できるホテルです。GⅠで優勝経験があるスズカフェニックスやオウケンブルースリなどがAERUでのびのび過ごしています。また2023年2月に息を引き取ったウイニングチケットもAERUで余生を送っていました。8月までAERUに設置されていたウイニングチケットの献花台にはGⅠ優勝時の優勝レイやファンのメッセージなどがあり改めてウイニングチケットの偉大さを感じました。

また、AERUの乗馬体験をさせて頂きました。今回乗せて頂いたのは近所の乗馬クラブから最近来た24歳のミレニアムくんでした。乗馬の際、自分で馬に指示を出して進むことが出来るのですが、ミレニアムくんはマイペースで指示を出してから実際に動くまで間があり少し焦りましたが自分で馬を動かせるわくわくと都市部では体験できないような非日常感あふれる経験が出来ました。

AERUの宿泊部屋のうち、ウイニングチケットプランで利用できる部屋がありそこにはウイニングチケットが日本ダービーで優勝した時の着順掲示板を再現した幕があり、競馬ファンなら気分が上がること間違いなし!!

AERU内にはレストランもありボリューミーな料理を楽しむことができます!特に浦河町のソウルフードである「かつめし」は肉厚のカツにシンプルな醤油だれで味付けされたかつ丼で、浦河町に来たら必ず食べていただきたい一品です。

また、僕はワーキングホリデーとして滞在していたため休日には浦河町から足をのばしとんがりロードを巡ることもできました。とんがりロードは浦河町、様似町、えりも町と広尾町の4つの町をつなぐドライブコースで、見どころがたくさんあります。その中で北海道最南端の襟裳岬に行きました。ドライブやバイクのツーリングで訪れる観光客の方々が多くいらっしゃいました。目の前に広がる太平洋は絶景です!襟裳岬には「風の館」という施設があり風が強い襟裳岬を建物内からゆっくり見ることもできます。襟裳岬のそばにある食堂ではこの地域ならではの料理を頂くことができ、僕はつぶ貝が入ったうどんを頂きました。


さらに帯広に行くこともできました。(車で2時間ほど)地元の方々に人気の豚丼や帯広に工場がある柳月のお菓子も食べることができました。浦河町から帯広に向かう途中の道路では左右に牧場が広がっており北海道ののどかで広々とした土地を生で感じることができこれが北の大地か!!と感動しました。

今回の滞在を通じて都市部では経験することのない自然はもちろん、浦河町ならではの人と人との繋がりやあたたかさを感じることができました。個人的に意外だと思ったことがあって、現在浦河町で暮らしている方の中に浦河町出身の方々はもちろん、関東出身の移住者の方々も多数いらっしゃったことです。僕は埼玉県出身ですがコミュニケーションをとっていく中で埼玉県に縁がある方と地元トークで盛り上がることもあり緊張がほぐれ町の雰囲気に溶け込みやすかったです。また、AERUで働いているオーストラリア人の方とも出会い英語でコミュニケーションを取ったり翻訳アプリを使い楽しく話すこともできました。僕自身が幼少期にオーストラリアに住んでいたこともありオーストラリア人の方と英語で話したことが貴重な機会で且つ少し懐かしく感じました。さらに、交流会で関わったゲストハウスMASAGOのオーナーの方やそこで宿泊していた同世代の方々と楽しく過ごすことができました。浦河町は個人経営の飲食店や施設が充実しています。2週間の滞在では完全には網羅することのできない個性あふれる浦河での楽しみ方は多種多様です。皆さんも海と山両方を味わうことのでき、人柄があたたかい最高の浦河ライフを送ってみませんか?

最後までお付き合いありがとうございました!

 

とんがりロードをめぐる旅 コラム
おてつたびでちょっと暮らしたあやかさん

ふるさとワーキングホリデーやおてつたび、ワーキングホリデーなどを利用してとんがり4町で
”ちょっと暮らした”わかものが、コラムを書いてくれました。地元にいると気づけない?魅力を再発見してみませんか?
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とんがりロードをめぐる旅

 

初めまして。浦河町にある神馬建設にて広報を担当しているあやかです。
こちらの記事ではとんがりロードの魅力を紹介させていただきます!

とんがりロードとは、広尾町・浦河町・様似町・えりも町を結んでいる三角形のドライブコースのことです。
とんがりロードをめぐることで、4つの町の魅力を一度に味わえる、満足度抜群の素敵なコースなのです!
この記事でその魅力の全てをお伝えすることはできませんが、私が訪れた中で印象的だったスポットをいくつかご紹介できればと思います。

まずは、観光地としても有名な襟裳岬。
襟裳岬は、風速10m/s以上の強い風の吹く日が年間260日を超える「風の岬」です。

私が訪れた際も、車を降りるや否や「寒い!」と感じるほどの風が吹いていました。
冬に行く際は防寒対策必須だと思います!
風に吹かれつつ雄大な自然を感じることができる場所です。


襟裳岬にある「風の館」では、風にまつわる様々な体験や見学ができます。
とくに「えりも風体験」というコーナーでは風速25m/sを体感することができ、大人も子供もはしゃげるスポットになっています!
(私も観光に来ていた小学生たちとちゃっかり風体験を楽しんでしまいました。笑)

また、襟裳岬からは岩礁に群れをなすゼニガタアザラシを見ることができます!
風の館には望遠鏡があってアザラシの姿を間近に捉えることができますよ。

私は日本で野生のアザラシが見られると思わなかったので、感動しました!
外で望遠レンズを使って写真撮影をしたい!という場合は、まず風の館でアザラシの居場所を確認することをお勧めします(^ ^)
野生動物といえば、襟裳岬から広尾町に向かうまでの街道で、野生の狐と鹿に会うことができました!



こうやって少しドライブするだけでたくさんの動物たちと出会うことができるのも、自然豊かな北海道だからこそだと感じました。

次にご紹介するのは広尾にあるKikuchi Farmさん!

Kikuchi Farmさんには、北海道全体の牛のうち0.24%しかいないとされるスイス原産の牛、ブラウンスイス牛がいます。
そんな牛たちの牛肉やミルクを使ったお料理、ジェラートなどをいただくことができるのです。

「牧場で牛を食べるなんて残酷…」と思われるかもしれませんが、Kikuchi Farmさんは「大切に買ってきた牛を大切に食べたい」という想いでカフェでのお料理提供やお肉の販売を行っています。

だからこそ消費者である私も、普段の食事以上に「大切に命をいただこう」という想いで食事に向き合うことができました。
多くの美味しい食べ物がある北海道だからこそ、生産者の方々の想いに触れる機会も多いです。

その想いを知るとより一層、大切に・美味しく食べ物をいただくことができると感じました。

Kikuchi Farmさんでは通信販売も行っているようなので、北海道に行く機会がなかなかない、という方にも是非一度ご賞味いただきたいなと思いました♪

Kikuchi Farmさん以外にも、広尾地区ではたくさんの牛たちを見ることができましたよ!

そして最後に、私が滞在していた浦河町について少しご紹介できればと思います。

北海道というと、先ほどの写真のような「広大な土地、農地や牛たち」という光景を想像される方も多いと思います。

ですが、浦河町は違います! 浦河町最大の産業は競走馬!

多くの生産牧場があり、車を走らせるとあちらこちらで馬の姿を見ることができます。

引き締まった筋肉と美しい毛並みを持ったサラブレッドたちの姿は圧巻です。

春には、小さな仔馬たちの姿も見ることができるそうです!

 

そんな馬たちと触れ合える場所として、「AERU」という施設があります。
引き馬から乗馬まで、そして乗馬1つとっても初心者から上級者まで、多くのコースが用意されておりどなたでも楽しむことができます。
私は乗馬をしたことがなかったので、引き馬をさせていただきました。

終了後、馬に「ありがとう」と声をかけるとしっかりこちらの話を聞いているような感じがして可愛かったです!

AERUでは功労馬も暮らしており、競馬好きの方にはたまらない空間だと思います。
時々馬が顔を覗かせてくれることもあります。

さらに、こちらは馬と触れ合えるだけでなく、宿泊もできるのです!
長期滞在して、たくさん乗馬を楽しまれる方もいるそうです。

馬と触れ合うだけでも楽しいのですが、せっかくなら競走馬とその産業についても勉強したいところです。そこでおすすめなのが、「サラブレッドタクシー」。
私は3時間のコースで、通常の観光では入れないようなところまで見学させていただきました。
たとえば種馬専用の牧場。第一線を退いた馬の中から選ばれし馬がセカンドキャリアとして種馬になることができます。
ディープインパクトの子供も、種馬としてこの牧場で暮らしていました。

この記事に全ては書ききれませんが…
競走馬のキラキラした世界だけでなく、その裏にある多くの課題についても運転手さんからご説明いただき、とても考えさせられました。

馬は繊細な生き物で、牧場の方々にとって関係者以外の人間が牧場に入るのは本来避けたいことだと思います。
それにもかかわらず、こうして学びの機会をいただけることは本当にありがたいと感じました。

ただ楽しく観光するというだけでなく、きちんと町の産業について伝えたい、という浦河町の姿勢も素敵だと感じました。

最後、少々真面目な文章になってしまいましたが、とんがりロードには豊かな自然、美味しい食べ物、学びの場が沢山あります。

複数の地域の良さをまるっと味わえる「とんがりロードをめぐる旅」

ぜひ道外の方にも、そして地元の方にも体感していただきたいです。

「地元なんて…」と思うかもしれませんが、道外から来た私にとってとんがりロードの周辺には魅力がたっぷりありました!

地元の方にも改めて「まち」の良さを感じていただけたら嬉しいです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

ふるさとワーキングホリデー
渡邉果奈さん 広尾町をまわって 

総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら

滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。


浦河町は町のいたるところに馬がいるのに対し、広尾町ではサンタクロースがシンボルとしてたくさんいました。町のシンボルがこれ!というように他の町と差別化できる明確なものがあるというのがいいなと思いました。サンタランドにもお邪魔しましたが、季節外れでも楽しめる仕様になっていました。おすすめは2階からの景色です!目の前には緑が広がり、町が見えて、その奥には海が広がっています。1階はサンタにちなんだ雑貨をはじめとするお土産がたくさん並んでおり、アイスやカフェドリンクの販売も行われていました。1階で購入して、2階で素敵な景色を眺めながらゆっくりするのはいかがでしょうか?


広尾町は酪農にも力を入れている地域で、今回は菊地ファームさんに寄らせていただきました。カフェが併設されており、ジャンドゥーヤ味のジェラートとカフェラテをいただきました。北海道で食べたジェラートはどれもとても美味しかったのですが、ここのは格別でした!ここの牛乳を使ったカフェラテももちろん美味しかったです。牛乳が新鮮だと、カフェラテにしてもこれだけ差が出るのだなと思いました。気になっていた庵野芋味のジェラートは人気すぎて無くなっていたり、牛乳を購入できなかったりと、心残りがあるので、ぜひまたリベンジをしたいなと思います!美味しかったので、後日浦河観光協会でいちご味を購入しちゃいました。このいちごは、浦河産のものを使用しているそうです。また、新千歳空港や東京吉祥寺でも牛乳を購入できるそうなのでぜひ!


最後にご紹介するのは、広尾名産のこんぶめんです。生麺をやまもとセンターさんで購入しました。蕎麦のような見た目ですが、こんぶの味がとても効いていて、生麺なのでモチモチとした食感がありました。今までに食べた麺とは少し違っていて新鮮な味わいと食感で、クセになりそうです!これもリピートしたいです!



広尾町は魅力たっぷりの町で、また行く目的ができました!

ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
渡邉果奈さん えりも町をまわって

総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。


えりも町をまわって  渡邉果奈

まずは、白い恋人のパッケージで有名な、ハートの形をした豊似湖に行きました!上からでないときれいにハート型を見られませんが、ハートの凹んでいる部分がよく見えるので、ハート型を感じられました。湖は山の中にあるのでとても静かで、動物の鳴き声だけが聞こえました。こんな空間で森林浴できたら最高ですね。透明度が高く、魚を見ることができました。また、湖内には絶滅危惧種のニホンザリガニがいました!アメリカザリガニがいたるところにいるこのご時世に、外来種に浸食されていないというのはかなり貴重な湖です。これからも生態系の保全や環境保護に力を入れてほしいと思いました。ちなみに、湖に向かう途中で、日本では北海道にしか生息しないエゾアカガエル(Rana pirica)にも遭遇できました。学名のpiricaはアイヌ語で「美しい」を意味するpirikaが由来だそうです。私が見た個体はヒキガエルのような見た目だったので、個体差があるのかもしれないですね、、、


お昼はいさみ寿司さんに伺いました。
ランチセットのにぎり寿司をいただきました。本来マグロ1貫と鉄火巻きももう1本ついているのですが、待ちきれずに写真を撮る前に食べてしまいました。
カウンターでいただくお寿司っていいですよね。雰囲気も相まってとても美味しかったです。
どのネタをとっても美味しいのは、海沿いの町だからこそというのもあるのでしょうか。できるだけ地元の素材を使っているそうです。そりゃ美味しいですよね。


郷土資料館「ほろいずみ」・水産の館にも少しだけお邪魔しました。昆布の展示がすごい、と聞いていたのですが、サイズ感が本当にすごかったです。圧倒されました。他にも、ミツイシコンブの一生や、世界の昆布についての展示が興味深かったです。普段、国内産以外の昆布が売っているのをなかなか見かけていなかったこともあり、昆布=日本というイメージが定着していました。昆布の仲間が世界中に約115種類もいると知って驚きました。また、この日は天気が良かったので、昆布漁をしている光景や、海岸沿いで昆布を干しているところをいたるところで見かけました。車から出るたびに昆布の匂いがして、とても新鮮でした。



ラストは襟裳岬と風の館に行きました。ここでは、えりも町の象徴、ゼニガタアザラシを見ることができます!襟裳岬は、風速10 m以上の日が年間260日以上もある、日本屈指の強風地帯です。風の館では、風速25 mを体感する強風体験に参加することができます。実際に体感してきたのですが、ムササビみたいに飛べるんじゃないか?!と錯覚するほど強かったです。アザラシは、館内の観測用スコープから覗いて観察しました。コロニーを形成していて100頭以上いるという噂ですが、波が高かったからか岩に寝そべっているアザラシはなかなか見られませんでした。泳いでいる途中に顔を出したところだけ見られました。絶対にリベンジします。次もまた行きます!




ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
渡邉果奈さん 様似町をまわって

総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。



アポイ岳ジオパークのまち、様似町

アポイ岳はとても興味深い山なんです!アポイ岳は日高山脈に位置する標高810.5 mの山です。
しかし、このような低山であるにもかかわらず、高山植物が咲くのです。この理由として、まず、土壌が植物の生育阻害成分が多く含まれた「かんらん岩」という岩石で形成されていることが挙げられます。2つ目は、太平洋から3 kmしか離れていないため海霧の影響で、日光が遮られたり気温が低下したり、気候条件が高山と似ていることが考えられます。特に、マントルにあったときのままの状態のかんらん岩が地上にあらわれるということは、世界的に見てもとても珍しく、それゆえに注目されています。
ビジターセンター館内にはダナイトをはじめとする様々な種類のかんらん岩の実物が展示されていました!世界各国から発見されたかんらん岩が展示されており、それぞれに解説も載っていました。私は、イタリア産の金雲母-角閃石かんらん岩が気に入りました!かんらん岩は、主にかんらん石や斜方輝石、単斜輝石の3種の鉱物から形成されています。このかんらん石の宝石がオリーブ色をしたペリドットです。かんらん岩自体も少し緑がかった色をしています。まち中でも、ときどき砂利のようなところに、かんらん岩が使われているそうなので、緑がかった砂利を見つけてみてください。


お昼ご飯に伺ったのは、水鶏さんです。このお店は、国鉄のディーゼル車の車両を再利用している店舗になっています。とっても雰囲気のある素敵なお店で、今回はチャーメンをいただきました。本州にはないメニューで、麺がラーメンのあんかけ焼きそばのようなご飯です。ボリューム満点でとても美味しかったです!

最後に、マルサン工藤商店さんでタコマンマのかまぼこを購入しました。プレーン味やエビ入りなどのバリエーションがあり、今回は昆布入りを購入してみました。タコマンマというのは、タコの卵のことを指すらしく、このかまぼこにはヤナギダコの卵が使用されています。普通のかまぼことはだいぶ異なっていて、初めて食べる食感で、でも白身魚のような味で、美味しかったです。



あとは、家へのお土産に様似町観光案内所で根昆布を購入しました。昆布は浜によって味が違うそうです。浦河のものと比べてみようと思います!昆布を買ったときの包装は、かんらん岩を偏光顕微鏡で見たときの模様をイメージしているそうです。この包装は、私もかなり気に入っていたのですが、家での評判も高かったです。また、観光案内所は、旧様似駅を利用していて、お店になっていない部分には今もそのままに残っていました!


執筆者 渡邉果奈

ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
渡邉果奈さん 浦河町ですごして

総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。

浦河町ですごして(2022.08.21-09.03)

・まさご

2週間の宿泊先としてお世話になったのが、ゲストハウスまさごです。とっても楽しいところでした。この一言に尽きます。
初日から、他のワーホリに来ている子やお客さんと一緒に共有スペースで飲みました。
誰でもウェルカムな雰囲気がとても好きです。社長の大久保さんは、銭湯とラーメン屋も経営していて、このゲストハウスももとは銭湯の一部だったそうです。浦河のことをとても考えていて、この町にあった方がいいものを考え、実践している方です。私たちのことも気にかけてくれて、シマエナガがよく見えるスポットや、化石が見えるスポットに連れて行ってくださいました(結局見えませんでした)。
ラーメン屋では、一押しの、みそカレーミルク味のラーメンをいただきました。みそなのにカレー味?ミルクラーメン?と頭の中が?でいっぱいでしたが、めちゃくちゃ美味しかったです!!大久保さんの手で独自に進化していったこのミルクラーメンですが、キムチ味も人気らしいです。また、餃子の工場も持っていて、学校給食にも使われているそうです。私は日高昆布餃子をいただきました。生地から自家製なのですが、この日高昆布餃子は生地に昆布が練り込まれていて、生地から昆布の味がしっかりしてとても美味しかったです!

次に銭湯について、ここの銭湯はお風呂の種類がたくさんあるんです!岩風呂や、ジェットバス、薬湯風呂があり、サウナもあります。この薬湯風呂ですが、週替わりで、ヨモギやラベンダーなどに変わります。毎日利用するものなので、変化があるというのが嬉しかったです。また、地元の方が気さくに話しかけてくださったのも嬉しかったです。こんばんはや、おやすみなさいと、よそ者の私にも挨拶してくださって、内輪感がありながらもよそ者を積極的に受け入れてくれる雰囲気がとても心地よかったです。素敵な空間でした。





・ぱんぱかぱん

午後にはほとんど売り切れてしまい、町外にもたくさんファンがいるという噂のパン屋さんです。美味しすぎるパンはもちろん、店主の以西さんが魅力的なんです!まずはパンについて、食パンが美味しすぎました、、、ジャムを付けるのはもったいないです。ふわっふわな食感で、塩分がいい感じに効いています。以西さんは、小麦粉はもちろん、塩にもこだわっているそうです。小麦粉に関しては、酵母や素材によって使い分けているそうです。北海道産のものにこだわっていて、できるだけ地元の食材を使うようにしているそうです。ランチにはスープセットもあって、パンが美味しいのは先ほど述べたとおりなのですが、このスープが絶品でした。浜田農園さんのトマトジュースと地元の野菜をたっぷり使ったミネストローネは、以西さんの優しい人柄そのまんまの、優しくて心温まるお味でした。

また、加藤農園さんのすずあかねという夏イチゴを使ったデザートやジュース、ジャムの販売も行っています。私はイチゴババロアとイチゴスムージーをいただきました。どちらも本当に美味しかったです。どちらも、素材をそのまま感じる味で、イチゴの味がとっても濃くて、スムージーを私は3回もリピートしてしまいました。

お店自体については、奥にイートインスペースがあるのですが、海が一望できます。そこだけ時間がゆったり過ぎていくような、素敵な空間でした。4回伺ったのですが、すっかり以西さんのファンになっちゃいました。



・うらかわ優駿ビレッジ AERU

宿泊施設やレストラン、乗馬体験施設などを併設した複合型施設です。引退名馬を見学することができ、ウイニングチケットを見てきました!レストランでは、ツブ貝が入った焼きカレーをいただきました。カレーに貝?と思いましたが、合いますね。家でも試してみようと思います。レストラン自体については、ガラス張りのような感じになっていて、開放感があって素敵な場所でした。平日のランチタイムでしたが、結構混んでいました。


・浦河INN

1階のレストランが、宿泊客でなくても利用可能で、おしゃれなカップでカフェラテを飲みました。静かで、混でもいなかったので作業しやすい空間でした。浦河町はカフェが少ないので、定休日を気にせず、作業などをするスペースとして最適だなと思いました。Wi-Fiがあるのも推しポイントです。

・浦河のイカ

夕方に揚がったばかりのイカを夕飯で食べる、というなんとも贅沢な体験をしてしまいました、、、内蔵=生臭い、というイメージがあったのですが、新鮮だとこんなに美味しいのか!と感動しました。こっちにきてから何回も話には聞いていた、新鮮すぎてパキパキのイカを食べれて幸せでした。今回一番美味しかったです。

執筆者 

渡邉果奈

 

ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
永見優樹さん 広尾町コラム

浦河町ではこれまで、関係人口創出の為様々な取り組みをしてきました。
うらかわ生活体験事業、ふるさとワーキングホリデー事業、テレワーク等推進事業。

その中で今回は総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。

2人には浦河高校と連携し、高校2年生の総合的な学習の時間(テーマはSDGs)の学習補助業務と町内飲食店のヒアリングと外部目線から見たとんがりロードエリアをレポートする業務に取り組んで頂きました。その時のレポートをここで共有します。

※ふるさとワーキングホリデーとは都市部の人たちなどが一定期間地方に滞在し、働いて収入を得ながら、地域住民との交流や学びの場などを通じて地域での暮らしを体感していただくものです。


広尾町・コラム

〜2022年8月23日・東京から来た私が初めて広尾町に行ってみた!〜

今日は浦川観光協会の中川さんに連れられ、初めて広尾町を訪れました!!

地元が湘南でサーフィンが好きな私は広尾という地名に聞き覚えがあるものの、実際に訪れたことはなかったため、どんな町なのか、楽しみにしていました。

実際、広尾町の海岸沿いの道を走っていると、車を停めてサーフィンをしている方々を見かけました。中には、キャンピングカーで来られている方もいて、私もキャンピングカーで北海道を巡り、サーフィンをしたいなぁぁという憧れを抱いてしまいました。都会の喧騒を忘れて、北海道の海でサーフィンをしながら、悠々自適な暮らしをするのに広尾はぴったりの場所だと感じました!!






まず、広尾町ではKikuchi Farmに向かいました。Kikuchi Farmには、放牧牛の生乳を使ったジェラートやアイスクリーム、搾乳の役割を終えたブラウンスイスやホルスタインのお肉を使った各種の料理があります。

そんなKikuchi Farmで私が頂いたのは、ジェラート(ダブル)です!

カボチャとミルク味のジェラートを頂いたのですが、これがまた絶品過ぎました!!!!

カボチャジェラートの部分は、カボチャ本来の旨味を失うことなく、少しざらっとカボチャの質感を残していて、毎日食べられる気がする程に美味しかったです。

ミルクジェラートの部分は、生乳の優しい甘みを余すことなく堪能できるものとなっており、十勝に、牧場に来たんだなぁぁとしみじみできる、これまた毎日食べられる気がするクオリティになっていました。

お店では中川さんのご友人でもある店主の菊池あきさんからお話を伺う機会を頂き、牛を大事にされている姿に大変感動しました。お店のメニュー表やミニ看板に目を向けると「牛から分けて頂いたミルクを使った〜」というような表記や、今日の料理は「〜ちゃんから頂きました」という説明を見つけることができます。私は、それを見て、自分達は生き物から多くの恵みをまさしく「頂いている」のだという食の根本的な本質を再確認したような気がしました。同時に、そのように感謝の気持ちをもって、大切に育てられてきた牛だからこそ、人を感動させる品々となっていると未熟な私なりに感じました。

Kikuchi Farmでは新鮮な放牧牛乳も販売されています。初めてKikuchi Farmを訪れた日には、残念ながら売り切れで買うことができなかったのですが、別日に再チャレンジして買うことができました!!(早速、Kikuchi Farmのリピーターになってしまいました笑)

放牧牛乳を飲んだのは初めてでしたが、とっっっっても濃厚かつ包み込まれるような甘みが口いっぱいに広がります。けれども、不思議なことにしつこくないんです。飲みやすい

ぜひ、一度、ご自身の口で新鮮な放牧牛乳を味わっていただくことを強くおすすめ致します!

 

Kikuchi Farmで舌づつみを打った後は、広尾町で忘れてはいけないサンタランドへ向かいました。私は知らなかったのですが(すみません、、)、広尾サンタランドサンタの本場ノルウェー・オスロ市日本で唯一サンタランドとして認めた場所なんだとか!!

今回見ることはできなかったのですが、サンタランドでは6月頃におよそ1万2000本のエゾヤマツツジという赤い花が咲き誇る花スポットにもなっています。

サンタランドでは入り口からサンタさんが迎えてくれ、中に入ると、綺麗に整えられた自然が広がっています。歩いてるだけでも、気持ちが良いです!

また、サンタランド内には、サンタの家というお店が中にあり、そこにあるサンタグッズはどれもかわいいもので見ていて楽しくなりました

冬の夜のイルミネーションもとっても綺麗らしく、また来なければ!!という気持ちになっています。

広尾町の皆様の温かさ、歴史や文化、自然、食、全ての機会に感謝です!!

執筆者 永見 優樹

 

ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
永見優樹さん えりも町コラム

浦河町ではこれまで、関係人口創出の為様々な取り組みをしてきました。
うらかわ生活体験事業、ふるさとワーキングホリデー事業、テレワーク等推進事業。

その中で今回は総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。

2人には浦河高校と連携し、高校2年生の総合的な学習の時間(テーマはSDGs)の学習補助業務と町内飲食店のヒアリングと外部目線から見たとんがりロードエリアをレポートする業務に取り組んで頂きました。その時のレポートをここで共有します。

※ふるさとワーキングホリデーとは都市部の人たちなどが一定期間地方に滞在し、働いて収入を得ながら、地域住民との交流や学びの場などを通じて地域での暮らしを体感していただくものです。


えりも町・コラム

〜2022年8月29日・東京から来た私が初めてえりも町に行ってみた!〜

今日は浦川観光協会の中川さんに連れられ、初めてえりも町を訪れました!!

まず、えりも町で訪れたのは豊似湖というハートの形をした湖です。豊似湖に着くと、風で揺らぐ木々やその葉、野鳥や動物、虫の声が自然と聞こえてきました。日高山脈の山間という場所も相まって、日常を忘れさせるような魅力のある場所です。また、湖の水の透明度が高く、日高山脈を映し出しキラキラ輝く情景は、美しいという言葉がぴったりでした。

私自身、そんな豊似湖の情景を目に捉えながら「自分は何を急いで、日々過ごしていたのだろうか。」と自問自答させられました。豊似湖の景色は、時間に追われる毎日を過ごしていた私を解放してくれたようにも思われます。そのくらい豊似湖にいる時間は濃密で、時間の流れを感じさせないものでした。都会の喧騒に疲れた人が本当の自分に出会う、自分自身を見つめ直す、豊似湖はそんな機会を与えてくれる場所でした




この日のお昼ご飯は、中川さん御用達、えりも町のいさみ寿しにて、ちらし寿司を頂きました!!ネタが新鮮で、ぷりっぷり旨味が口の中で弾けました!!!食後に頂いた、お寿司屋さんのさつまいもアイスも、これまた美味しく頂きました!!!!


この日、えりも町で、最後に向かったのはえりも岬でした。えりも岬は、ちょうど太平洋に向かって南に突き出している北海道の地形のまさに先端部分に位置しており、私自身は名前を聞いたことがあるものの、一度も訪れたことはなかったのでワクワクしながら向かいました。

そして、そんなえりも岬は私に、言葉にならない程の広大で優美な自然の姿をたくさん見せてくれました!!!!






えりも岬が時間毎に見せる違った姿に惚れ惚れしました。このような絶景を見るために、多くの人がえりも岬に向かうのも納得の素敵な場所でした。

 

えりも町の皆様の温かさ、歴史や文化、自然、食、全ての機会に感謝です!!

執筆者 永見 優樹

 

ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
永見優樹さん 様似町コラム

浦河町ではこれまで、関係人口創出の為様々な取り組みをしてきました。
うらかわ生活体験事業、ふるさとワーキングホリデー事業、テレワーク等推進事業。

その中で今回は総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。

2人には浦河高校と連携し、高校2年生の総合的な学習の時間(テーマはSDGs)の学習補助業務と町内飲食店のヒアリングと外部目線から見たとんがりロードエリアをレポートする業務に取り組んで頂きました。その時のレポートをここで共有します。

※ふるさとワーキングホリデーとは都市部の人たちなどが一定期間地方に滞在し、働いて収入を得ながら、地域住民との交流や学びの場などを通じて地域での暮らしを体感していただくものです。


様似町・コラム

〜2022年8月27日・東京から来た私が初めて様似町に行ってみた!〜

今日は浦河観光協会の中川さんに連れられ、初めて様似町を訪れました!!

浦河町から様似町に向かう海沿いの道は海との距離が近く、途中から親子岩という大きな岩が出てきたりして、気持ちの良い道でした。


様似町で最初に向かったのは旧JR様似駅兼観光案内所です。元々JR様似駅だったのが。JR日高線の廃止に伴い、駅としての仕事を終えたんだとか。今でも、駅として利用されていた部分にも入ることができ、そこに飾ってある日高線への感謝のメッセージポスターに心が温まりました。観光案内所では日高昆布をはじめとする町の特産品がたくさん販売されていて、どれも地元こだわりの一品という魅力的なものでした。




また、私達が観光案内所を訪れた際、観光案内所のスタッフの方や地元のおばあちゃんが気さくに話しかけて下さり、日高昆布の活用方法からローカルな話まで教えてくれました。とってもお話自体が面白く、ついつい聞き入ってしまいました。ふらっと立ち寄った場所で、地元の方が話しかけて下さる。そんな様似町の人と人との距離は、私にとって新鮮な経験になりました。

 

次に私達が向かったのは、アポイ岳ジオパークビジターセンターです。アポイ岳登山口付近の位置するビジターセンターでは、アポイ岳一帯がジオパークと呼ばれる理由となる地形や地質に関する展示をはじめ、アポイ岳に住む生態系の展示や様似町の歴史・文化に関する展示などを幅広く取り揃えており、地理や生態系に疎い私でも分かりやすく、かつ、興味の湧く内容となっていました。特に、地球の核心部分に位置し、通常は見ることのできないマントルを形成するかんらん岩が地上に現れているというアポイ岳についての展示は、地球の起源を感じさせる壮大さを秘めており、機会があれば実際にアポイ岳に登り見てみたいという気持ちにさせられる内容となっていました。




最後に、この日の食事は様似町の地元の方々に愛される「水鶏(くいな)」に連れて行ってもらいました。私が頂いたのは、油そばでしたが、これがとっても絶品でした!!油そばなのに、重たくない!すっきりと食べるけど、しっかり満足もできる!種々の具材と特製まぜダレを混ぜ合わせて、ツルッと食べれる油そば、コラムを執筆している今も、思い出すとまた食べたくなります。ちなみに、くいなには、百名山を全て人力で踏破され、グレートトラバースで有名な田中陽気さんも訪れていたようです!


様似町の皆様の温かさ、歴史や文化、自然、食、全ての機会に感謝です!!

執筆者 永見 優樹

 

ふるさとワーキングホリデー滞在者コラム
永見優樹さん 浦河町コラム

浦河町ではこれまで、関係人口創出の為様々な取り組みをしてきました。
うらかわ生活体験事業、ふるさとワーキングホリデー事業、テレワーク等推進事業。

その中で今回は総務省主催のふるさとワーキングホリデーで浦河観光協会で約2週間働きながら滞在し、とんがり4町を巡った2人のコラムをご紹介します。

2人には浦河高校と連携し、高校2年生の総合的な学習の時間(テーマはSDGs)の学習補助業務と町内飲食店のヒアリングと外部目線から見たとんがりロードエリアをレポートする業務に取り組んで頂きました。その時のレポートをここで共有します。

※ふるさとワーキングホリデーとは都市部の人たちなどが一定期間地方に滞在し、働いて収入を得ながら、地域住民との交流や学びの場などを通じて地域での暮らしを体感していただくものです。


(2022年8月21日−9月3日までご夫婦で滞在した永見 優樹さんのコラム)
No1.浦河町コラム
〜東京から来た私が初めて北海道・浦河町で生活してみた!〜

(2022年8月21日−9月3日)

1 北海道に初上陸

私は、この度、生まれて初めて北海道の地に降り立ちました。今回は、総務省主催のふるさとワーキングホリデーとして北海道・浦河町2週間程滞在することになっています。飛行機から見た景色、浦河町に向かう景色を見て、終始「本当に北海道だなぁぁ」としみじみしていました。そして、東京に比べて、とっても涼しい!!!!




そんな私の浦河町での生活は、海沿いの移住体験住宅で始まりました。


海には徒歩1分という好立地で、家具等の生活必需品も備え付けられているので、まさに浦河生活を体験するにはバッチリの住宅でした!!

浦河生活にあたっては、私の受入先事業者である浦河観光協会の中川さん、浦河町役場の福井さんが町内案内地元の方々との交流の機会を取り持ってくださいました。また、お二人からは浦河生活にあたっての日常に関するアドバイス浦河グルメに至るまで、多くを共有いただき、充実の浦河ライフを送ることができました。

(移住体験住宅から見た浦河の夕暮れ)

2 サラブレットの町、浦河

浦河町サラブレットの町と言われる程、馬産地として有名な町です。そのため、浦河の海側から山間部に向かうと、多くの牧場で馬が飼育されている光景を見ることができました。特にうらかわ優駿ビレッジA E R Uでは競馬で活躍し、引退した名馬を見学することができます。他にも、浦河町には競走馬を育成・トレーニングをするための施設や競馬の騎手を育成するための施設があり、競馬好きにはたまらない聖地となっています。私自身はというと競馬に詳しくないものの、牧場の馬の姿を見て、その大きさやたくましさに惚れ惚れしていました。また、競馬に詳しくなくても馬を見たり、乗馬を体験すること自体が新鮮で楽しかったです。

海沿いの町から少し向かうだけで、豊かな自然広がる山間部の景色を見ることができる浦河町の環境はまさに、海も山も贅沢に味わうことができる魅力的なものでした。

スズカフェニックス

体験乗馬したタマちゃん

3 浦河の星空

ある日の晩、空を見上げてみると東京では見たことのないような綺麗な星空が目に飛び込んできました。こんな綺麗な星空が見れるのか!と、つい観光協会の中川さんに感動の連絡をしたところ、夜遅くにも関わらず、写真を撮りにきてくれました。中川さんも時々、1人で星空の写真を撮りに来るんだとか。

浦河が見せてくれる自然の美しさを愛し、大切に思う人がたくさんいるんだろうなぁ」と満天の星空を見ながら、しみじみと思いました。そんな浦河の人達、浦河の自然それ自体浦河町の魅力の1つだと感じる夜でした。

(宝物になった写真の1枚です。この中で、流れ星はどこでしょう!?)
4 浦河グルメ・地元食材

浦河生活では、地元の飲食店で食事をする機会にも多く恵まれました。私の想像を超えて、浦河町には数多くの飲食店があり、日常生活を送る上でお店選びに困るということはなかったです!!どのお店もそれぞれの個性があり、とっっても美味しかったです!!!ぜひ、浦河を訪れた際には浦河グルメを回ることをおすすめします。

また、浦河生活の間はもちろん自炊もしており、野菜の直売所を多く利用していました。お手頃な値段でみずみずしく、美味しい地元産の野菜を買うことができて満足度が高かったです!!野菜直売所野菜を買うという経験がなかったため、個人的にも良い経験となりました。他にも、地元のお肉屋さんや鮮魚店もあるので、身近に新鮮な品物が手に入る環境は貴重だと感じました。
(前掲A E R U・ツブ玉石焼きカレー)
Trattoria Eyam・ペペロンチーノ)
サフランドール・コーンスープ、グリルチキンベーコン添え)


ラーメンまさご・日高昆布和風つけめん、特製ミルク味噌カレーラーメン)


ぱんぱかぱん・ミネストローネランチ、すずあかねスムージー)

さっちゃんハウス・デラックススープカレー、ベーコンカリー)

※すずあかね→浦河産の夏いちご
※ベーコンカリー→正式名称・浦河町マイクソーセージさんのベーコンカリー


(自炊料理・すき焼き、ポテトサラダ、新鮮トマト)

5 ゲストハウスまさご

私はワーキングホリデー滞在期間の最初の1週間を前掲の移住体験住宅で過ごし、残りの1週間はゲストハウスまさごでお世話になりました。

ゲストハウスまさごでは、オーナーの大久保さんがとても温かく見守り接してくれました。東京からふらっとやってきた私にどうして、こんなに優しくできるのか

そこに大久保さんのお人柄を見た気がしました。

また、ゲストハウスまさごには国籍、出身を問わず色んなバックグランドを持った旅人達が集まります。だからこそ、その時々に奇跡的に集められたメンバーによる、豊かな交流の時がまさごでは生まれています。自分の世界観を広げられる環境がまさごにはありました。そんな経験をしたい方に、ゲストハウスまさごは本当にオススメです!

6 結びに

私が浦河町で過ごした2週間は、豊かでかけがえのない時間となりました。そして、そのような時間となった背景には、浦河町の豊かな自然や美味しい食材はもちろんのこと、何よりもそこで生活を営む地元の方々の存在が大きかったように感じます。

本稿を執筆するにあたって、多くの思い出があり過ぎて、まとめることが難しかったです。実際、本稿には掲載できていない思い出もあります。

そんな恵まれた浦河ライフを通じて、自然も、食材も、そして人も豊かな浦河が大好きになりました。皆様もぜひ、そんな浦河ライフを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

ワーキングホリデーのテーマは「第二のふるさと」作りです。

そして私にとって、浦河町は素敵な「第二のふるさと」になりました!!

 

浦河町の皆様の温かさ、歴史や文化、自然、食、全ての機会に感謝です!!

執筆者 永見 優樹